■ナトリウムとは
ナトリウムは、塩として良く知られているもので、カリウムと共同して細胞内外の体液のバランス調整を行う等の重要な働きをしています。
ナトリウムの効果・効能
ナトリウムは、主に細胞の外側にあり、細胞の内側にあるカリウムと共に細胞内外の物質交換や水分の調整を行うための浸透圧を調整しています。また、体液のPH調整や神経や筋肉の刺激伝達などに働きかけ、筋肉・神経の興奮を弱める働きやカルシウム・他のミネラルが血液内に溶けるのを助けます。このため、ナトリウムは、 暑さによる疲労や日射病の予防に
も役立っています。
調味料や加工食品 に必ずと言っていいほど含まれていますので、欠乏することはほとんどありませんが、欠乏すると、これが不足すると食欲減退、精神不安、倦怠、めまいなどの症状を引き起こします。
ナトリウムを多く含む食材
食塩・みそ・しょうゆ・ソース等の調味料、ハム・ソーセージ等肉類の加工食品、塩辛・佃煮・蒲鉾等の魚介類の加工食品、インスタントラーメン等ほとんどの加工食品に多く含まれています。
ナトリウムの1日に必要な量
必要摂取量は、600mgで食塩相当量にすると1.5gですが、普通の日本人の食事ではこれを上回ることはまずありません。平均するとかなこの量を超過していますので、高血圧の予防や治療のガイドラインして6g未満が推奨されています。
継続的に過剰摂取すると、高血圧や脳卒中などの原因になったり、胃がんのリスクが高まります。 ナトリウム関連商品
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